La Fabrique de Notre-Dame
たくさんの人々に愛されるノートルダム大聖堂。
私たちも仕事でパリに訪れた際は、よく足を運ぶ馴染みの深い場所でした。
その一部が2019年の4月に火災で焼失したことを受けて、フィラノもフランス文化財センターを通じて、微力ながら再建に向け協力をさせていただきました。
ノートルダム大聖堂の火災は、私たちがパリでの撮影を終えて帰国したわずか2日後のことでした。数日前はいつもの様子と変わらなかった大聖堂が煙を吹き、その光景に心を痛め祈る人々の映像はいまでも忘れられません。
先日、修復の様子が綴られた一冊の本が、フランス文化財センターより感謝のメッセージと共に届きました。
そこには、美しい姿を取り戻しつつある建物のいまと、困難な状況のなか、修復に尽力されている方々の姿が収められていました。
再建が進んでいることを嬉しく思うとともに、その裏に、たくさんの人の修復に掛ける想いと、大変な努力があることに改めて気付かされる内容でした。
日本から五輪のバトンをタッチしたパリの地で、ノートルダム大聖堂がもとの荘厳な姿に戻り、また多くの人々の心を魅了するシンボルとして、いつの日か公開再開されることをフィラノも心から願っております。
La Fabrique de Notre-Dame